概要

ダンスと感慨

ダンスは人類と同様に古く、その発生について詳しいことは分かっていない。現代に残る世界各地のダンスや、古代遺跡・遺物などから、本能的な身体動作、求愛行為、呪術的行為などが初期のダンスではないかと考えられている。しかし確かな証拠はない。

ダンスを演じる者を「ダンサー」と言う。また、ダンスの一連の身体の動きを決めたものを「振り付け」と呼び、振り付けを創作または指導する者を「振り付け師」と言う。西洋発祥のダンスにおいては、振り付けをコレオグラフ(またはコリオグラフ)、振り付け師をコレオグラファー(またはコリオグラファー)と呼ぶこともある。

ダンスはいずれも民間で盛んで、結婚式はもとより、誕生会などのちょっとしたパーティーでも気軽になされる。いわゆるディスコでは、季節や老若男女を問わずにこれらのダンスを楽しむ。ただし、近年は特に若年層においてロック音楽にあわせたダンスも増えてきている。ロックがかかっている間は老夫婦がテーブルについて歓談しており、曲がタンゴにかわったらすっと立ち上がってダンスを始めるという光景を見かける。

ヨーロッパでは中世以降、貴族社会において舞踏会が盛んに催され、社交ダンスが文化の一部として強く根付いている。1814年から1815年にかけてのウィーン会議では舞踏会にかけて「会議は踊る、されど進まず」と評された。また、西洋列強の文化を受容した明治期の日本における鹿鳴館の舞踏会も知られている。

ダンスとインターネット

ダンスは昔から行われてきたものだが、最近のインターネットの情勢により様々な分野にて様変わりしている。例えば、ダンスを行うのは年齢層は、そのダンスの種類にもよるが年配層にその率が多かった。しかしながら、最近ではインターネットやテレビの影響もあり、若年層にその裾野が広がっている。義務教育の一環にダンスを取り入れたことも大きな要因であろう。そういったインターネットの情報はこのようなサイト、このような情報ブログなどで日々取得して欲しいものである。


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